Vol.07

エアコンガスの補充をしよう!

エアコンガスの補充をしよう!

「最近エアコンの効きが弱いな…」

「涼しい時は効くのに、暑くなってくると冷えない…」と思うことはありませんか!?

エアコンガスが不足しているのが原因かも!

ここではエアコンガスの補充方法を解説します。

 

STEP1  -  必要なもの!

◯エアコンガス

補充するエアコンガスは「HFC-134a」を使用します。

90年代~製造されたクルマに採用された、最も一般的なエアコンガス(冷媒)です。

補充に必要な量は車種にもよりますが、1缶~2缶もあれば充分です。

 

●関連アイテム

AP R134a ガスチャージホース ゲージ付

ゲージ付なので、ガスの状況を確認して補充することが可能なホースです。

 

または

◯AP R134a用マニホールドゲージ

高圧・低圧の両方にゲージを備え、真空引きなどより高度な診断・作業が可能です。

 

STEP2  -  クーラーガス缶をバルブに取り付ける!

最初にチャージホースにガス管を取り付けます。サービス缶バルブのネジを左に回し、針がガス缶のパッキンに穴を開けないように一番上に上げておきます。

ガス缶のネジ部分にはパッキンとなる樹脂でコーティングされていますが、そのままサービス缶バルブにねじ込んでください。

 

装着見本

 STEP3  -  ホースをクルマの低圧側ポートに取り付ける!

チャージホースを車両側パイプの低圧ポートに接続します。「L」の表示のある方です。高圧側ポートの大きさが異なるので、差し込むことは出来ません。

チャージホースを低圧ポートに接続する際は、クイックカプラーの外側をスライドさせた状態でポートに取り付けます。

クイックカプラーは、車輛によって取り付けにくい場合があります。力を入れて、強く差し込んでください。

 

STEP4  -  缶を一瞬緩めてホース内の空気を逃がす!

クルマ側とチャージホースは接続されましたが、チャージホース内には空気が残っています。この時ではクルマ側の方が圧力が高いので、チャージホース内の空気は逃げ場がなくな溜まっています。

 

このままガス缶に穴を開けるとガス缶の圧力に押されて空気がクルマ側に入ってしまうので、ガス缶に穴を開ける前に空気を抜きます。

ガス缶を少しだけ緩めると、クルマ側の圧力で空気が押し出されて抜けます。

あまり長い時間緩めるとクルマ側のエアコンガスが漏れてしまうだけなので、一瞬だけ「プシュッ」と抜けば大丈夫です。

 

STEP  -  エンジンを掛けてエアコンをON! ゲージを見て確認!

クルマ内のエアコンガスを回すため、また稼働時の圧力をみるためにエンジンを掛けて、エアコンをONにし、最大出力(最大風量・最低気温・内気循環)に設定します。常にコンプレッサーが作動するように、窓やドアなども全開にしておきましょう。

 

134a用マニホールドゲージなら、高圧・低圧の2つのゲージでより高度な診断が可能です。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

 

STEP6  -  ガス缶のフタに穴を開けエアコンガスの注入開始!

サービス缶バルブのネジを締め込み、針を差し込む事でエアコンガス缶のフタに穴を開けます。

締め込んだ状態だと針で穴が塞がった状態ですので、サービス缶バルブのネジを少し緩めます。

クルマ側の圧力よりもガス缶の圧力が高いので、エアコンガスが注入されていきます。

手で温めたり振ったりすると、ガスが入りやすくなります。※ガス缶は圧力が下がり冷えてきますので、凍傷を防ぐために必ずグローブを着用してください。

この時、決して缶を逆さまにしないでください。液体状の冷媒が配管に入ると、トラブルの原因になる場合があります。

 

STEP7  -  入れ終わったら終了!

ガス缶が空になった(正確には完全に空にはなりません)かの判断は、圧力計で行います。ガス缶からガスが流れ込み始めた時は、ガス缶内の圧力が高いため、圧力計が上がります。

 

その後、徐々に圧力が下がっていきます。それ以上下がらなくなったところが、ガス缶内の圧力とクルマ側の圧力が同じ(水色の適正値)になれば、そこで注入完了です。

 

※今回ご紹介した作業は、あくまで一例であり、車種・作業環境・対象物の状態によって異なります。
※実際に作業を行う際には、内容・手順を十分理解したうえで行ってください。