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ETCが使えなくなる? 2022年問題と2030年問題とは? 対処方法も解説
- 目次 [閉じる開く]
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- ETCの2022年問題は法改正によるもの
- 2022年問題・使えなくなるETC車載器はごく一部
- ETCの2030年問題はセキュリティ規格変更によるもの
- 1. 2030年問題で影響を受けるETCの見分け方
- 2030年問題のほうが影響大!自分のETC車載器をチェックしよう
- なぜ?ネジが潰れる理由
- ネジ溝とドライバーの大きさが異なる
- ネジを力任せに回している
- ネジが錆びてしまっている
- ドライバーの方がネジよりも硬い
- 溝が潰れたネジを外す9個の対処方法
- ①ネジ溝にゴムを当てる
- ②ネジをペンチで挟んで回す
- ③ドライバーをたたいてネジを緩める
- ④マイナスの溝を作る
- ⑤ネジすべり止め液を使う
- ⑥瞬間接着剤を使う
- ⑦ハンディルーターを使う
- ⑧「折れたビス抜き」を使う
- ⑨電動ドリルで削る
- ネジ溝が潰れても様々な対処法がある
ETCが2022年に使えなくなる・2030年には使えなくなるなど、ETCの2022年問題および2030年問題について、見聞きしたことがある人は少なくないでしょう。
2022年問題は少数の方にしか影響がありませんが、2030年問題は多くの方が対象になっています。
本稿では2022年問題・2030年問題とはそれぞれどんなものか、そしてどんなETC車載器がこれらの問題の影響を受けるのか、またその対処法についてご説明します。
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ETCの2022年問題は法改正によるもの
ETCの2022年問題とは「一部のETC車載器が2022年12月1日以降は使用できない」というものです。
その理由は、電波法の一部改正の影響です。
現行の電波法の規格は2005年12月から適用され、2年の経過措置期間を経て2007年12月に全面適用されたものです。
旧規格で認証を受けた無線設備も2022年11月末までは延長使用できる猶予期限が設けられていましたが、いよいよその猶予期限が迫ってきたのです。
ETC車載器も無線設備のひとつなので、旧規格のETC車載器は、この延長利用期限の影響を受けるということです。
2022年問題・使えなくなるETC車載器はごく一部
2022年12月1日からは旧規格のETC車載器が使用できなくなります。
電波法の一部改正の適用開始からもう十数年経過しており、それ以前のETC車載器を今も使っているというケースは少ないため、現在使われている数多くのETC車載器のなかでも2022年問題の影響を受けてしまう機種はごく一部に限られます。
国土交通省高速道路課は、2007年以前のETC車載器については2022年問題の影響を受けるかどうか個別にメーカーへ問い合わせるように、という趣旨の説明をしています。
自分が今使っているETCはかなり古い機種なので心配だという人は、メーカーへ問い合わせましょう。
2007年以前に発売されたETC車載器であっても、その多くは現行の電波法に対応したものとなっています。
2002年11月以降に発売開始された機種が2022年問題の影響を受ける可能性はまずありません。
ETCの2030年問題はセキュリティ規格変更によるもの
2030年問題はETCシステムのセキュリティ規格の影響によるものです。
現状では旧セキュリティ規格のETCも使えます。しかし、遅くとも2030年には新セキュリティ規格しか使えないように変更しますというのが2030年問題です。
もしETCに重大なセキュリティ問題が発生した場合は、旧セキュリティ規格のETC車載器が使えなくなる日が2030年よりも前になってしまう可能性もあります。
旧規格でも2030年まで問題なく使える、と安易に考えるのは禁物です。
1. 2030年問題で影響を受けるETCの見分け方
2030年問題で影響を受けてしまう旧セキュリティ規格のETC車載器の見分け方を3つご紹介します。
■19ケタの車載器管理番号をチェック
取扱説明書や保証書に記載されている19ケタの車載器管理番号をチェック。車載器管理番号の最初の数字が「1」なら新規格に対応しているので2030年問題の影響は受けないが、最初の数字が「0」の場合は旧規格。
■ETCのロゴの下をチェック
取扱説明書などがなく、車載器管理番号がパッと見で確認できない場合はETC車載器に書かれているETCのロゴ部分をチェック。ETCロゴ部分の下に「●●●」のマークがあれば新規格、なければ旧規格。
■ETC2.0はカード挿入口付近をチェック
取扱説明書などがなく、車載器管理番号がパッと見で確認できない場合で、ロゴ部分がETC2.0となっているものは、カード挿入口付近をチェック。カード挿入口近くに「■」のマークがないものが新規格で、このマークが印字されているものは旧規格。
これらの見分け方のなかでも、とくに注意しておきたいのがETC2.0です。
ETC2.0は2016年の春から本格導入が始まりました。「自分のものは新しいETCだから2030年問題は関係ない!」と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、実際にはそうではありません。
「■」マークがあって2030年問題の影響を受けてしまう旧規格のETC2.0車載器も存在するということを理解したうえで、ご自分のETC車載器をチェックしましょう。
2030年問題のほうが影響大!自分のETC車載器をチェックしよう
近い将来に起こるETCに関する問題は2022年問題と2030年問題の2つが挙げられます。
2022年問題に該当するETC車載器はごく少数ですので、ほとんどの人にとっては心配のいらない問題です。
しかし、2030年問題については影響を受けるETC車載器の数が多くあります。
さらに2030年より早くセキュリティ規格が変更された場合は2030年を待たずして旧セキュリティ規格のETCが使えなくなってしまうというリスクもあります。
自分が使っているETC車載器が2030年問題にも対応できる新規格なのか、それとも旧規格なのか、今すぐチェックしましょう。
家具の修理や車、バイクのメンテナンス時にネジやビスをつけたり外したりすることがあるでしょう。サイズの合っていないドライバーなどで無理にネジやビスを外してしまっていませんか?そうするとネジ溝が潰れて(なめて)しまい、外しにくくなってしまいます。
「どうしよう!」と焦って無理に外そうとしても、よりネジ溝が広がるばかり...
ここでは、そうなってしまったネジも簡単に外すことができる9個の方法を解説していきます。ここで紹介する対処方法で潰れたネジを取り外してみてください。
なぜ?ネジが潰れる理由
この記事を読んでいるあなたは、どれが原因でネジ溝を潰してしまいましたか?ネジ溝が潰れる原因をチェックしてみましょう。
ネジ溝とドライバーの大きさが異なる
ネジ溝とドライバーの大きさは双方の規格がしっかり適合していなければなりません。 ドライバーが大きすぎても小さすぎてもネジ溝を潰してしまう恐れがあります。ドライバーには、プラスだけでも00番、0番、1番、2番…と種類があります。これは、プラスドライバー先端の十字のサイズのことを指します。数字が大きくなると、十字の部分も大きくなります。このように、ドライバーと一概に言っても種類があるため、ネジの取り外しはドライバーの大きさをよく確認して行う必要があります。
ネジを力任せに回している
規格のあったドライバーを使用していても、力任せにネジを回してしまうとそれもネジが潰れる原因になります。
特にありがちなのが、ネジを取り付ける際に無理やり回してしまうことです。ネジが曲がった状態などで取り付けようとすると、スムーズにネジが締まりません。 ネジをまっすぐにして、上から押しこむようにドライバーを回しましょう。
よく言われるのは、「押す力が7、回す力が3」というものです。ぜひ、押す力を意識してみて下さい。
ネジが錆びてしまっている
長年放置されたネジを外そうとすると、ネジが錆びてしまって溝がほとんどなくなっているということもあります。
特に風雨にさらされている場所に取り付けられているネジやビスは腐食が進行しやすく、ネジ溝がなくなってしまうのです。こうなるとドライバーでネジを外すのは困難になってしまいます。 そのため日頃のメンテナンスが必要だと言えるでしょう。
ドライバーの方がネジよりも硬い
ネジやビスは様々な材質でできています。チタンなど硬い金属でできたネジであれば問題ありませんが、ネジの金属が柔らかい性質のものになると、ドライバーの方がネジ溝を削ってしまうのです。
丈夫なドライバーを使っても、ネジの方が柔らかければそれがネジ溝を潰す原因になってしまいます。
溝が潰れたネジを外す9個の対処方法
ネジ溝が潰れてしまったネジでも外すことができる方法がいくつかあります。ここでは9個の対処方法をご紹介します。
①ネジ溝にゴムを当てる
ネジ溝にゴムを当てた上からドライバーを用いることで外すことができます。
やや太い輪ゴムを潰れたネジのネジ溝に当てます。ゴムをネジとドライバーで挟むようにして、ゴムの上からネジを外します。輪ゴムのような細いゴムでは難しいので注意しましょう。
原理としては、ネジ溝が潰れてしまうとドライバーとの間の摩擦がなくなってなめてしまうので、ゴムを使って摩擦を高めることで簡単に外すことができます。 非常に簡単なやり方なので、まずはこの方法を試してみるとよいでしょう。
②ネジをペンチで挟んで回す
ネジ溝にドライバーを入れて回すのではなく、外側から回すという方法もあります。
ラジオペンチを使ってネジやビスの頭を挟み、回して外します。ネジやビスの頭が低すぎるとラジオペンチで挟むことができないこともあるので注意してください。
アストロプロダクツでは、なめたネジ専用のプライヤーを販売しています。
③ドライバーをたたいてネジを緩める
ドライバーをネジに当てた状態で衝撃を加えるとネジが緩むことがあります。
貫通ドライバーと呼ばれる、打撃可能なドライバーをネジ溝に垂直にあて、ハンマーを使ってドライバーのお尻(持ち手側の先端)を軽く叩くようにします。製品によってはお尻を叩くと刃先が回転するショックドライバー、インパクトドライバーと呼ばれるものもあるので、このようなドライバーで試してみるとよいでしょう。
この際、通常のドライバーでは、軸がグリップ内部からお尻までを貫通していないため、打撃を加えると破損する可能性があります。必ず貫通ドライバーを使用して下さい。
ビットアダプターを取り外せば、1/2DR(12.7mm)の差込みで、ソケットなどを使用することもできます。
④マイナスの溝を作る
少々荒業ですが、潰れたネジの上からマイナスドライバー用の溝を作ってしまうという手もあります。
金ノコや金ヤスリで削ったり、または貫通のマイナスドライバーやタガネで叩いたりすればマイナスドライバー用の溝を作ることが可能です。ネジ溝が潰れていても、強制的に溝を復活させればドライバーでネジを外すことが可能です。
⑤ネジすべり止め液を使う
ネジ溝が潰れてしまったときのために、“ネジすべり止め液“も存在します。
ネジとドライバーとの間の摩擦力を高める液体で、1滴か2滴ネジ溝に垂らすだけでかなりドライバーが回しやすくなるものです。ネジすべり止め液を使用した状態で、ドライバーをネジに押し付けながら回すようにすればネジを外しやすくなるでしょう。
⑥瞬間接着剤を使う
瞬間接着剤を使ってドライバーとネジを一時的にくっつけてネジを外すという方法もあります。 瞬間接着剤の粘着力は非常に強いので、しっかりと接着すればネジを外せるかもしれません。ただし、ネジやドライバーに瞬間接着剤が残ってしまうので、ネジやビスを再利用しない場合のみこの方法を用いるとよいでしょう。
⑦ハンディルーターを使う
ハンディルーターは金属を削ることができる工具になります。これでネジ溝の淵を削ることで、ネジ溝を復活させることができます。 ドライバーがしっかり引っかかるだけの溝を掘るためには技術が必要なので、DIYに慣れていない方には少々難しいでしょう。
⑧「折れたビス抜き」を使う
“折れたビス抜き”という商品で外すことも可能です。
これは頭が取れてしまったネジやビス専用の工具です。もしビスやネジの頭が錆びて取れてしまっていても、この道具を使えばしっかり抜くことができます。
⑨電動ドリルで削る
どうしてもネジやビスのネジ溝を復活させることができないという場合には、最後の手段として電動ドリルでネジ溝自体を削って破壊してしまうという手もあります。
これはかなり難易度が高く、普段から電動ドリルを使い慣れている方でないと難しいでしょう。電動ドリルでネジ溝を削った後はその部分を再利用できるよう修復キットを使って、新たなビスやネジが使えるように修復しましょう。
ネジ溝が潰れても様々な対処法がある
ネジやビスを外す方法は簡単なものから高度なものまでいくつも存在します。困ったときはここで紹介した方法をぜひ試してみてください。
DIYをする方や、家具の修理・メンテナンスをする方は、ぜひこれらの方法のいくつかを覚えて困ったときにいつでも実践できるように準備しておきましょう。
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