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エンジンのベルトを交換しよう!

エンジンのベルトを交換しよう!

「キュルキュルキュル」…エンジンを掛けたときにベルトの鳴く音がうるさくなっていませんか!?

ベルトが劣化しているかも!ここではエンジン補機ベルト(ファンベルト)の交換方法を解説します。

※あくまでも代表的な方法の事例です。実際の車種・環境などにより手順が変わりますのでご了承ください。

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STEP1 ますはジャッキアップ

今回ファンベルトを交換するのは、日産・キューブ(Z11型)

まずはジャッキアップ

この車種の場合は、ベルトへアクセスするのにタイヤを外す必要があるので、まずはジャッキアップします。

ジャッキアップの前に、必ず輪止めを使用

ジャッキアップの前に、必ず輪止めを使用します。

ジャッキアップ

必ず適切な場所にジャッキをあてます。Z11キューブの場合は、フロントメンバーです。

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◯ ガレージジャッキ各種

◯ リジットラック各種

STEP2 ホイールを外します

リジットラックを掛け安全を確保

ジャッキアップ後は、必ず適切な場所にリジットラックを掛け、安全を確保してください。

右前輪のホイールナットを緩める

右前輪のホイールナットを緩め、ホイールを取り外します。

ホイールナットとトレー

外したホイールナットは地面に直接置くと、砂粒などを噛み込んでしまう恐れがあるので、トレイなど汚れのない場所に置いておきましょう。

 

STEP3 クリップを外し、カバーを取り外します

トリムクリップを外す

ホイールハウスの奥側にある、カバーを取り外す必要があります。

カバーに数ヶ所で止められているクリップを外していきます。

トリムクリップ

丁寧に外せば再利用は可能ですが、万一の為に予備のクリップは用意しておきましょう。

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トリムクリッププライヤー
AP トリムクリッププライヤー 80°
トリムクリップを取り外すためのプライヤーです。先端は、80°の角度がついています。タイヤハウスなど外装用から、内装用トリムクリップの取り外しに使用できます。
 
 AP トリムクリッププライヤー 30°
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トリムクリップを取り外すためのプライヤーです。先端は、30°の角度がついています。タイヤハウスなど外装用から、内装用トリムクリップの取り外しに使用できます。
 
AP ニッサン用 トリムクリップ45個セット
AP ニッサン用 トリムクリップ45個セット
インナーフェンダー、アンダーカバー、バンパーライナーなどの、外装部品の固定に使用されるクリップのセットです。ニッサン車用のセット内容です。
 


◯ トリムクリップ各種

STEP4 プーリーを緩めます

カバーを外した状態

カバーを外すと見えてきましたが、ベルトの張りを調整するアイドラプーリーは見えません。下に潜る必要があります。

ベルト配置イラスト

Z11キューブのCR14エンジンの場合、ベルトの配置はこのようになっています。

ベルトの張りを調整するアイドラプーリーを緩めることによって、ベルトを取り外し、交換する事が可能になります。

アイドラプーリー

これがアイドラプーリーです。

中心にある固定ナットを14mmのオフセットメガネレンチで緩めます。

STEP5 プーリーのアジャストボルトを緩めます

アジャストボルトの緩め
プーリー イラスト

プーリー中心のナットを緩めたら、プーリーの軸とは直角方向にあるアジャストボルトを緩めていきます。▼

ベルト配置イラスト

プーリーの軸が緩め方向に動くので、ベルトの張りが緩くなっていきます。

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AP メカニッククリーパーイエロー
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STEP6 ベルトを外して新品のベルトに交換します

プーリーを緩めた状態

プーリーを充分緩めたら、ベルトを取り外します。▼

プーリーを緩めて交換

ウォーターポンプを回しているもう一つの細い方のベルトも同様に、プーリーを緩めて交換します。▼

新旧ベルトの比較

新旧ベルトの比較。(上:使用していたもの、下:新品)

今回はまだ使えそうでしたが、山がボロボロになる前に早めの交換が必要です。

STEP7 逆の手順で取り付けます

逆の手順でアジャストボルトを締め込み、プーリーをベルトの張る方向に動かします。

ベルトの張りを適切に調整します。

プーリーのロックナットの締め込み

プーリー中心のロックナットを締め込みます。エンジン始動前に、必ずベルトのラインが真っ直ぐになっているか、エンジンルームの上などからも確認してください。

エンジンをかけて動作チェック

全て締め終えたら、エンジンを始動。

エアコンなどもONにし、異音などが無いかをチェックします。

交換完了

異音が無ければカバーなどを元に戻し、リジットラックから降ろして修理は完了です。交換後100kmの走行でベルトの張りのチェックを行い、必要な場合再調整をしましょう。

※今回ご紹介した作業は、あくまで一例であり、車種・作業環境・対象物の状態によって異なります。

※実際に作業を行う際には、内容・手順を十分理解したうえで行ってください。

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