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電動インパクトレンチの選び方
憧れの存在、それがインパクトレンチ
サーキットレースの中継中、ピットインした車両のタイヤ交換をする時に、素早くタイヤを取り外し、新しいタイヤに付け替えるシーンを見た事がある方は多いはず。
そのタイヤの付け外しの際に使われているのが、エアーコンプレッサーによる圧縮空気を使った、レース車両専用のインパクトレンチです。
ガガガッと振動し、大きなチカラでボルト・ナットを素早く簡単に回せるので、非常に便利で工具の中でも目立った存在と言えますね。
インパクトレンチはボルト・ナットを素早く、且つ大きなチカラで回すための工具です。
原動力は圧縮空気と電気があり、内部のモーターを駆動させて、先端軸とともに回転ハンマーを回します。その際の回転ハンマーの打撃により、先端に取り付けたソケットやビット等を介して、ボルト・ナットやネジを回すという仕組みです。
電動コードレスという快適さ
先にも書きましたが、インパクトレンチの動力源には圧縮空気と電気の2通りのタイプがあります。
そして、電気でも100Vコンセントからコードをつなげるものと、専用のバッテリーを利用するものがあります。
バッテリーはコードの煩わしさが無く、特に近年はリチウムイオンなどによりバッテリーの性能が向上した事で、より快適に利用出来るようになりました。
さらにモーターも従来のブラシ式モーターからブラシレスへと進化しています。
ブラシレスモーター搭載のモデルは従来よりも構造が小型且つ軽量、ノイズ発生が小さく、レスポンスが良く、メンテナンスフリー、しかもバッテリーの持ちも良いなどメリットが多くあります。
ちょっと注意する所 - 差込角について
ほとんどのインパクトレンチは、先端に取り付けるソケットサイズで様々なサイズのボルト・ナットに対応出来ます。しかし、そこにはちょっとした注意が必要です。
ソケットレンチには、ハンドルに取りつける四角い差込みがあります。これを差込み角と呼び、いくつかのサイズがあります。
小さなサイズは1/4インチ(6.3mm)、私たちがハンドツールとしてよく使うサイズは3/8インチ(9.5mm)ですが、ホイールナット等の大きなサイズでは差込みサイズは1/2インチ(12.7mm)、さらに大きくなると3/4インチ(19mm)があります。
れだけ差込み角にサイズがあるのは、ボルト・ナットのサイズに適したチカラを伝えるための差込み角を使用するためです。
電動インパクトレンチでよく使われるホイールナットの緩め作業では、1/2インチの差込み角のレンチを選択すると良いでしょう。
また、普段よく使うソケットレンチは差込み角3/8インチが多く使われていますので、そちらを選択するのも良いですが、インパクトレンチは差込み角が1/2インチのものが多いので選ぶときにはご注意下さい。
オススメアイテム
コードレスインパクトレンチは使用環境に合わせて選択すると良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回のASTRO DIY LAB(アストロ DIY ラボ)もお楽しみに!
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