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苦戦を乗り越え、3戦で見せた反撃。坪井翔選手が挑んだ富士3レースをレポート

苦戦を乗り越え、3戦で見せた反撃。坪井翔選手が挑んだ富士3レースをレポート

2026年6月18日・19日に富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラ第3・第6・第7戦。今回は、オートポリス大会の延期により3レースが行われる特別なラウンドとなりました。

 

シーズンも中盤戦に入り、巻き返しを狙う坪井翔選手。得意とする富士スピードウェイで迎えた重要なレースでしたが、天候の影響により思うような準備ができない難しい週末でもありました。

 

それでも、苦しいレースを乗り越えながら表彰台を獲得し、最後まで上位争いを演じた坪井選手。今回は、その3レースを振り返ります。

得意の富士で迎えたシーズン中盤戦

 

2026年シーズンも折り返しを迎え、ここから順位を上げていきたい重要なラウンドとなった富士大会。

 

坪井選手にとって富士スピードウェイは得意なサーキットの一つですが、レースウィークはあいにくの天候となりました。

 

フリー走行の多くが雨となり、事前テストで好感触だったセットアップや新しいアイテムを十分に試すことができず、本番で実戦投入する難しい状況に。

 

さらに今回は、オートポリス大会中止分の代替開催として3レース制という特別なスケジュール。

 

コンディションが刻々と変化する中で、チーム・ドライバーともに高い対応力が求められる週末となりました。

第3戦ー粘り強い走りで今季2度目の表彰台

 

オートポリス大会延期分として行われた第3戦では、予選6位から決勝を迎えました。

 

25周で争われるスプリントレースは、純粋なレースペースとオーバーテイクが重要になります。

 

坪井選手はOTS(オーバーテイクシステム)を効果的に活用しながら4番手までポジションアップ。レースペースも良く、前を走るライバルたちに食らいつく力強い走りを見せます。

 

その後、前方車両へのペナルティもあり、順位が繰り上がって3位表彰台を獲得。鈴鹿大会に続く今季2度目の表彰台となりました。

 

苦しいレースもありましたが、自らの速さを証明する結果を残した価値ある一戦だったと言えるでしょう。

第6戦ー思わぬ苦戦から見えた課題

 

最初に行われた第6戦は、坪井選手にとって非常に厳しいレースとなりました。

 

予選は路面が濡れたウェットコンディション。

 

セットアップが路面状況に合わず、本来の速さを発揮できないまま21番手という悔しい結果となります。

 

決勝ではドライコンディションへ変わったものの、レースペースは最後まで改善せず、ピット作業でも約10秒のロスが発生。

 

戦略面も思うように機能せず、15位でレースを終えました。

 

レース後にはチーム全員で課題を洗い出し、次のレースへ向けて徹底的に話し合いを行ったといいます。

 

苦しい結果だからこそ原因を分析し、改善につなげる姿勢は、モータースポーツならではの重要なプロセスです。

第7戦ー自分たちらしい速さを取り戻す

 

第6戦の反省を生かし迎えた第7戦。

予選ではマシンバランスも改善され、Q1では2位通過という力強い走りを披露します。

 

Q2では5位となり、坪井選手自身は「もっと上手くまとめられた部分もあった」と振り返っていますが、ようやく本来のパフォーマンスを発揮できる状態まで立て直すことができました。

 

決勝では好ペースで上位争いを展開。

 

しかし、この週末はライバル勢の速さが際立っており、簡単に攻略できる相手ではありませんでした。

 

それでも最後まで食らいつき、ライバル勢の間に割って入る4位でフィニッシュ。

 

優勝には届かなかったものの、現状で持てる力を最大限に発揮したレースとなりました。

課題と収穫、その両方が見えた富士ラウンド

今回の富士大会は、3レースそれぞれで異なる展開となりました。

第3戦では、6番手スタートから粘り強く順位を上げ、今シーズン2度目となる表彰台を獲得。得意の富士スピードウェイで、自分たちの速さを改めて示す結果となりました。

 

一方、第6戦ではセットアップやレース展開がかみ合わず、予選21位、決勝15位と苦しい結果に終わります。しかし、レース後にはチーム全体で課題を共有し、次戦へ向けた改善に取り組みました。

 

迎えた第7戦では、その修正が実を結び、予選では上位グリッドを獲得。決勝でも上位争いを繰り広げ、4位でフィニッシュしました。優勝には届かなかったものの、自分たちらしい走りを取り戻し、今後につながる手応えを得られたレースだったといえるでしょう。

 

3レースを終えた坪井選手は、「1レース目はもったいなかったですが、残り2レースは力強いレースができました」と振り返る一方で、「このままでは終われないので、何とかどこかで1勝したい」と、シーズン後半戦への強い決意を語っています。

 

苦しいレースがあっても、その原因を分析し、改善につなげ、再び上位争いへ戻ってくる――。今回の富士ラウンドは、坪井選手とチームの粘り強さ、そして挑戦を続ける姿勢が印象に残る3連戦となりました。

次戦はスポーツランドSUGOへ

富士大会では3レースという過密スケジュールの中、表彰台獲得を含む力強い走りを見せた坪井選手。

 

一方で、ライバルとの差や課題も明確になり、さらなるレベルアップへの意欲を新たにしました。

 

次戦は8月8日・9日にスポーツランドSUGOで開催されます。

 

「何とか1勝したい」という言葉どおり、シーズン後半戦での巻き返しに期待が高まります。

 

アストロプロダクツも引き続き坪井翔選手を応援してまいります。

 

坪井選手のSNS X @RaceSho Instagram @Shotsuboi

 

坪井翔選手の公式ホームページはこちら

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