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【写真で解説】エンジンオイル交換のやり方|ドレンプラグを外す下抜き手順
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エンジンオイルの交換は、DIYのなかでもっとも費用対効果が高いメンテナンスです。道具さえそろえば、手順そのものは難しくありません。
この記事では、ドレンプラグを外す「下抜き」での交換手順を、写真付きの7ステップで紹介します。
使う道具の選び方は特集ページに、どのオイルを選ぶかは別の記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。
STEP1 まずはジャッキアップ!

地面が水平な硬い場所で、車両の取扱説明書で指定された正しい位置でジャッキアップします。
安全のため、必ずリジッドラックを使用して車両を支えてください。
必ず指定されたジャッキアップポイントにジャッキを当てましょう。
【オイルの温度について】
オイルは温まっているほうが流動性が高く、よく抜けます。冷間からなら5〜10分の暖機、または軽く走ってから作業すると排出が速く進みます。
ただし走行直後は危険です。オイルは80℃以上あり、ドレンプラグを緩めた瞬間に手にかかると重い火傷になります。長距離を走った直後は30分〜1時間ほど冷ましてください。触れて「少し熱い」と感じる程度が、作業に最適な温度です。マフラーや排気管も高温なので注意しましょう。
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車の重量に合わせた耐荷重が選べる、油圧式のジャッキになります。
軽自動車から乗用車まで幅広く使用することができます。
車輌をジャッキアップした際に、保持するリジッドラックです。
段階ごとに高さを調整して、ピンで固定できます。
STEP2 ドレンプラグを外そう!

エンジン最下部のオイルパンの下にオイル受けを用意します。
次にオイルパンに付いているドレンプラグを、適切なサイズのメガネレンチやソケットレンチなどの工具を使用して緩めます。
国産車は14・17・19mmあたりの六角が主流で、手持ちのメガネレンチやソケットでそのまま回せます。狭い場所では、口が開いてナメやすいスパナよりもメガネレンチのほうが確実に力が伝わります。
なお一部の輸入車には、六角穴・四角・トリプルスクエアなど特殊な形状のドレンプラグがあります。その場合は専用のオイルドレンソケットが必要になりますので、まずはご自身の車のプラグ形状をご確認ください。
先にエンジン上部のオイルフィラーキャップを開けておくと、空気が入って排出が速くなります。
STEP3 オイルを抜こう!

ドレンプラグは、一度緩めば手で回すことも可能です。
ドレンプラグが外れると勢い良くオイルが飛び出しますので、それを見越してこぼれない位置にオイル受けを置きましょう。真下ではなく、少し飛ぶ方向にずらすのがコツです。
手を汚さずに済む「オイルドレンプラグリムーバー」を使用しても良いでしょう。

オイル受けには、容量ごとに様々なサイズがあります。
乗用車のオイル量は3〜5Lが一般的です。車輌のオイル量に応じた、余裕のあるサイズを選びましょう。
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STEP4 オイルフィルター交換!

オイルフィルターを、オイルフィルターレンチ等を使って取り外します。
この時もオイルが漏れますので、下に廃油受けを置いておきましょう。
オイル漏れを防ぐため、取り付け前に新しいオイルフィルターのOリングに、少量のオイルを塗っておきます。これを省くとパッキンがねじれて、締めても漏れる原因になります。
取り付けは、手で締まるところまで回してから3/4回転ほど増し締めすれば十分です。工具で締めすぎると、次回外せなくなります。
オイルフィルターは、フィルター本体の径と角数に合ったカップレンチが必要です。当日サイズが違って作業が止まらないよう、車種から適合を事前に調べておきましょう。
オイルフィルターも各車種用をラインアップしています。
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カートリッジのオイルフィルターで、国産車に適合があります。
オイルフィルターを外す際に使用する、フィルターレンチです。
サイズが分からない場合や、複数の車輌を扱う場合は、サイズを選ばない3ツメ式やカップレンチのセットが便利です。
STEP5 新しいワッシャーを取り付けた、ドレンプラグを締め付けよう!

ドレンプラグはパーツクリーナーで汚れを落とし、新品の銅ワッシャーを取り付けます。
ドレンワッシャー(ドレンパッキン)は毎回交換する消耗品です。締め付けで潰れて密着する部品なので、再利用すると密着しきらず漏れの原因になります。
ドレンプラグは強く締め過ぎないように、トルクレンチを使用して規定トルクで締めます。オイルパンはアルミ製が多く、強く締めるとネジ山を潰してしまいます。こうなるとオイルパンごと交換になり、DIYの節約が一度で吹き飛びます。
適正トルクは車種によりますが30〜40Nm前後が目安です。正確な値は必ず取扱説明書でご確認ください。
ドレンプラグ、銅ワッシャー各種もラインアップしてます。
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柔らかい銅製の平型ワッシャーです。
密着性が良く、シールパッキンとしての使用も可能です。

STEP6 新しいエンジンオイルを入れよう!
クルマをジャッキから下ろし、水平状態にします。傾いたままではオイルレベルゲージが正しく読めず、量を見誤ります。
取扱説明書などを参照し、クルマの規定量のエンジンオイルを入れます。
オイルジョッキなどを用いて入れ過ぎないように注意しましょう。
2/3 程の量を入れたら、オイルレベルゲージで確認しながら全量を入れます。
入れすぎは不足と同じくらい良くありません。量が多すぎるとクランクシャフトがオイルを撹拌して泡立ち、泡は油膜を作れないため潤滑不良になります。ゲージの上限(F)と下限(L)の間に収めるのが正解で、上限ぎりぎりを狙う必要はありません。
オイルジョッキ、ジョウゴなどのオイル注入用の用品も各種ラインアップしています。
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容量別に用意されているオイルジョッキです。 リットルで測るときは、「LITRES」目盛を使用してください。 ノズルと本体には保管用のフタが付いています。ゴミやほこりが入らないので次に使う時に便利です。
オイルを注ぐのに利用する、専用のジョウゴです。先端に延長ノズルを取り付けて、奥まった箇所に使用することも可能です。
STEP7 オイルレベルゲージをチェック!

少し暖機運転をしてオイルをエンジンに行きわたらせてからエンジンを停止します。
その後、5分程経ってからオイルレベルゲージでオイルが規定量入っているか確認します(レベルゲージが無く、メーターで確認する車種もあります)。
停止直後に測るとオイルがオイルパンに落ちきっておらず、実際より少なく見えてしまいます。
最後にドレンプラグとフィルターの周りに滲みがないかを目視してください。作業後1日置いて、駐車場所に染みが出ていないかもう一度見ておくと安心です。
抜いた廃油の処理について
抜いた廃油は、絶対に下水・側溝・地面に流さないでください。水質汚濁防止法に触れるうえ、少量でも広範囲を汚染します。
もっとも手軽なのは、吸収材入りの処理ボックスに吸わせて可燃ごみに出す方法です。処分方法はお住まいの自治体によって異なりますので、必ず分別ルールをご確認ください。
オイル量に対して処理ボックスの容量が足りないと溢れます。抜いた量より大きい容量を選びましょう。乗用車なら4.5Lが目安です。
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箱を開けて袋の中にオイルを注ぐだけで処理できます。厚手のビニール袋で漏れを防止し、吸収材と結束バンドが付属します。
あわせて読みたい
この記事で使用した道具の選び方、上抜き(オイルエキストラクター)でのやり方、注意点などは特集ページで詳しく解説しています。
どのオイルを買えばいいか迷ったら、粘度やグレードの見方をまとめたこちらもどうぞ。
今回ご紹介したことは、あくまで一例であり、車種・作業環境・対象物の状態によって異なります。
実際に作業を行う際には、内容・手順を十分理解した上で行ってください。
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